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#42 最近、観終えた物語(映画編III)・・・ [映画]

しく、連続でのブログ更新。
 てか、こういう系は“熱”というか書くぞって勢いがあるうちに消化しておかないと「また何ヶ月も経ってしまいましたー」となるのは確実なので(苦笑)。

 今回は日本の映画で、ここ数ヶ月に観たものの話を。例によって、ネタバレ注意です!

【送料無料】かぐや姫の物語/アニメーション[DVD]【返品種別A】


 コチラは図書館で借りた一枚。
 自分はまだ未見だったのでチェックしておこうと選んだジブリの『かぐや姫の物語』。音楽の久石さんは、いままでは宮崎作品の専属的な感じだったけど――高畑作品を担当するのは初、とのこと。その辺りも「お?」という感じでしたねー。
 内容については。レビューとか見ると「こんなの、かぐや姫じゃない!」といった否定的な意見もありましたが……自分としては、いろんな意味で「すごい!」と感じたのと。そして最後の場面では涙出るぐらい入り込めた作品でした。感動、というよりかは切ないというか哀しみの意味合いが大きかったかもしれません。やっぱ、ああいう『お別れ』みたいなシーンは胸にズンとくるよなーと思う。
 ビジュアル面に関しては、自分は同じ高畑さんの『ホーホケキョ となりの山田くん』とかを好きで観ていたくらいなので全然違和感とかはなかったですね。寧ろ、あの雰囲気がより進化したという感覚で、そういう部分でも「すごい」と思った。

陰日向に咲く [ 岡田准一 ]


 お次は劇団ひとり原作の『陰日向に咲く』
 前に小説の方を図書館で借りて読んでいたので、映画版はどんな感じかなと先ほどのかぐや姫と併せて借りてみた一作。印象としては――多少の脚色やエピソードの省略等はあるけど比較的オリジナルに忠実かな、というのがひとつか。
 寧ろ、映像になったことで「ああ、あそこってこういう風に繋がるんだ!」と改めて判る箇所もあり解り易くなっていたと思う。

バトル・ロワイアル 特別篇/藤原竜也[DVD]【返品種別A】


 小説原作の映画、という点では『バトル・ロワイアル』も観た。今回レンタルしたのは“特別篇”の方で、冒頭のタイトル映像や戦闘シーンの描写などの他みんなでバスケをやっているところなどの追加シーンなどいろいろ新たな編集がされていたが……正直、自分はオリジナル版の方がシュッとしている感じがして好きだったかも? エンディングも秋也の「走れ。」という台詞から、そのままDragon Ashの『静かな日々の階段を』に入るのが「カッケェ~!」と思えたし。
 バトロワは最近、小説版や漫画版なども読み返してみた。
 この作品は登場人物一人一人に物語があって、原作も相当長く漫画版も全15巻に及ぶ。そういう意味では、この映画版はストーリーのダイジェスト版という感じで細かい部分や深い部分は省かれてしまっているのが残念なところ。まあ、2時間で全員の諸々まで詰め込むのは普通に難しいでしょうけどねー。
 ちなみに、一応続編のIIも過去に観たことがありましたが「何だコリャ??」という印象が強いものだったのでソッチの感想は省きます。

 映画版も公開時は、いろんな意味で衝撃的だったけど――いまは、そうしたものも世の中全体で“普通”なものになってしまった感がある。少なくとも、あの国会まで巻き込んだ大騒ぎは何だったんだと思う。
 良くも悪くも、慣れっていうのは恐ろしいなと思うと同時に“表現で強いインパクトが与えられるのは、始めの一回だけである”というのを痛感する。

【送料無料】劇場アニメーション『言の葉の庭』 Blu-ray【サウンドトラックCD付き】/アニメーション[Blu-ray]【返品種別A】


 表現でインパクトを、という意味では昨日の夜に鑑賞した『言の葉の庭』もなかなかすごかった一作。まるで動く絵画みたいなクオリティですよね!
 今年最初に『君の名は。』初放送記念で前日に放送したものを録ったもので、2本目に引き続きやった『雲のむこう、約束の場所』はまだ観ていません(本当は、その前日に放送した『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』も録りたかったが……そちらは番組表でスルーしてしまいRECできなかった。涙)。メインの『君の名は。』含め、後でジックリと観てみようと思う(実は、これまで『君の名は。』も未見だった。いつぞやのアナ雪みたいに、あまりに話題過ぎると飽和感が強くなって逆にチェックしたくなくなることも多し)。
 観たら、そちらはそちらで改めて感想を書きますー。

 取り敢えず、今回はここまでッ!!
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