#24 MY BEST SELECTION・・・

「結構ボカロ曲やUTAU曲とかでツボな作品が増えてきたから、また昔のカセットテープやMDのように『MY BEST SELECTION』をつくりたくなってくるw」
　ツイッターで、そう呟いたのは 先月末 のこと。
　まあ、いまは携帯型音楽プレーヤーも殆どが本体へ保存したデータを再生するとかして聴くタイプが主流になってしまっているし自分としても前のように“外で音楽を”という気持ちも少なくなっているから、そういうメディアを作成するとしても室内での個人的な鑑賞や作業時のBGM用として聴く為のCD-Rという形になるでしょうけどね。
　でも、こういうのをその時々につくっておくことで、よくある『～年代ベスト』の個人版ができるわけですし要所要所で纏めておくのは割と重要なことかもしれませんね。
　自分って、こういうのが好きなんだーというのも判って面白いですし。

　そんなわけで、今回はコンピCD風にツボと感じたボカロ作品をセレクトしリストにしてみようかな――と思います。
　いきなり60～80分相当の曲数を選ぶのは大変なので、1記事3曲ぐらいずつ何回かに分ける感じで……ってなると次の更新がされないこともよくあるんですがw。

　トラック1は、やはりコレですよね。市販されているボカロコンピでも大体各シリーズに収録されていますし、TVCMにもピアノアレンジで使用されたり 『ウィンズスコア』 という吹奏楽の楽譜を制作・販売している会社でも採り上げられたりと“ボカロ”というカテゴリを突き破っている代表的な一曲だと感じます。
　個人的にも「ボカロの曲といえば?」と訊かれれば、まずこの作品が出てきますし。

　その『千本桜』で雰囲気をボカロモードにしたら、さて次はどう続けたらピッタリか?
　自分が音楽鑑賞時によくやるのはカードゲームの『UNO』みたいに前のものから共通するものを繋げるような形式（何枚ものCDを続けて長時間聴く際、このパターンで流せば脳内が混乱せず自然な感じで流れる音楽に浸れる空間ができる。具体的には「ジャズからジャズへ」といった同ジャンル同士、または「趣向が近い」或いは「互いが親交のあるアーティスト同士」でバトンリレーをするような繋ぎ）で、同じ初音ミク曲をセレクトしてもいいんだけど……それだと単純に『初音ミクBEST』とかになっちゃうから、ここはボカロらしく多彩さをメインテーマとした方が一層ツボ度を上げられると思う。『Best Dreamin'』という、かぐや姫のベストアルバムでは「南こうせつの歌以外は同じ人の歌が連続にならないように工夫されている」とWikipediaに書いてあったが実際に聴いてみて、そういう部分って本当大事なんだなーと改めて感じた。
　この何時間か考えただけでも、選曲っていうのは大変なんだなと実感する。前の曲からあまりにも雰囲気が変わるのは別のところへワープしてしまったかのような感覚もあり流していて気持ちが悪いし、かといってメリハリがないのもアレだし。まあ別に、そこまで考えなくてもいいのかもしれませんけどねー。

　結局、1記事3曲どころか1曲しか「コレ！」というのが出てこなかったなw。